都立中高一貫校の生活(受検期~大学受験へ)

都立中高一貫校受検から大学受験

部活に熱心な子は成績が伸びる!?

こんにちは😊
朝日新聞を購読していると、月2回「EduA」という教育情報紙が折り込まれます。
今回の特集は「部活と勉強は両立するか」という個人的に興味深い内容でした。

新学校と中堅校でのちがい

早大の濱中教授が埼玉県と千葉県の公立高校の進学校と中堅校の調査をすると、進学校の方が部活動に力を入れていました。
また、帰宅から就寝までの「自宅裁量時間」の使い方に違いがあったり、進学校の生徒は、通学時間などの隙間時間を上手に学習時間に充てていることが分かったそうです。そして、定期テストや部活引退後の高3の2学期以降、熱心に部活に取り組んだ生徒の方がそうでない生徒より、学習時間が長くなるとのこと。但し、それまでの学習時間の不足分を補うことができるかというと、疑問を呈しています。

部活引退後に猛勉強して東大・京大

別の調査で、文武両道を掲げる公立伝統校で、生徒の進学先を「東大・京大/旧帝大/早慶/浪人」と分け、部活動に力を入れて取り組んできた生徒の占める割合を比べました。一番多かったのは、東大・京大進学組における2/3程度という数字でした。
濱中教授は部活動に熱心に取り組み、引退後に勉強時間を増やして東大・京大に合格する生徒はいるが、そのような生徒は、1・2年のときから他の生徒より勉強していて、学習時間の蓄積があったとしています。

武蔵高校中学校長先生(前県立浦和高校校長)の話など

武蔵では部活動や生徒会活動(校友会活動)が盛んなそう。
部活動と勉強の両立に必要なのは、「タイムマネジメント能力と優先順位をつける力」とのこと。

勉強のできる子は時間の使い方も上手ということでしょうか。学校行事(部活や文化祭等)が盛んなのは、公立高校も同じですよね。一昔前の公立高校(浦高も)は、一浪が今よりずっと当たり前で、めいっぱい学校行事を高3まで楽しんでいたような。親にとっては現役合格はお財布に優しいけれど、高校生活&青春を謳歌するような公立高校が私個人は好きなのだけれど…。

まとめなど

  • 部活動に一生懸命取り組んできた生徒は、引退後に勉強時間が長くなるが、それまでの学習時間の不足分を挽回するのは大変なこと。
  • 文武両道を掲げる公立伝統校で、引退後に猛勉強をして東大・京大に進学する生徒は、日頃から文武両道で部活動と勉強の両方に力を入れていた。

息子は都立中に入学して、校内で1,2位の忙しい部活に入部しました。スポーツ強豪校ほどの練習量ではないですが、帰宅すると疲れ果て、日々の勉強は疎かに。特に英語の成績が悪く(定期テストで平均点より20点くらい下😱)、英語は早々に個別塾に。コロナ禍で高2の部活動は通常より半減したでしょうか。でも、その分をしっかり勉強に充てていたかは疑問です。高2で部活動を引退して、やっと今受験生になりつつあります😗

 ★子どもは行事を通して成長します。中学高校、幼稚園や小学校も、このコロナ禍で様々な行事が中止になったり縮小されて、貴重な学びの時間が失われました。息子も去年一年、数々の学校行事が中止となりました。高校生活最後の体育祭はもうすぐです。何とか開催して欲しいと思います!

サイトもありました↓

www.asahi.com

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