都立高校英語スピーキングテストのアルバイトの話など
2023年度の都立高校入試で、英語スピーキングテストが導入されます。
再来月に実施され、入試の配点はスピーキングテストの20点が加わって、調査書の点数と合わせて1020点満点になります。
このテストを実施するのはベネッセ。
現在、ベネッセやその他求人会社では、11月末に行われるこのテストの試験監督のアルバイトを大募集しています。
募集要項には英語試験監督募集と書かれていて、スピーキングテストの監督であることはオブラートに包まれています。
でも、応募条件に「一等親以内または同居人に東京都公立中に通う中学3年生がいないこと」とあるので、
これは、もうスピーキングテスト以外の何ものでもないです。(一昨日、都教育委員会で正式にスピーキングテストの活用が決まったので、今後は名前が出るかも)
実は息子がこのバイトに応募しようかという事で詳しい内容を知りました。
ベネッセといえば、共通テストの記述式問題の中止が記憶に新しいですが、
このスピーキングテストへの風当たりも強いようで…。
都立中高一貫校は2023年度から全ての学校で高校からの募集が停止になるので、関係はありませんが。
(都立中から都立高校を受験する生徒はいます。息子の学年でも部活の関係や最上位校に行きたいと言う理由で別の都立高校へ進学した生徒はいました)
スピーキングテストで驚いたのは、当初、国立・私立中学に通う生徒で都立高校の受験者はスピーキングテスト受験の対象外で、
これらの不受験者にはリスニングと筆記テストで近い点数をとった他の受験生のスピーキングテストの点数がみなし得点として与えられるということ。
つい先日、都内外の国立・私立の生徒も希望すれば受験できると発表がありました。(基本は不受験でみなし点数が得点になります)
そうそう、試験監督をするバイトちゃんもいろいろ言われているみたいです。
慣れていない学生アルバイトが、試験時に配慮を要する生徒へ不利益が無いように対応できるか等々。
採点はフィリピンの採点センターで行うそうです。
そういえば、息子も高校のときにクラス全員が一対一のオンラインでフィリピン人の講師から英会話を学ぶ授業が何回かありました。
フィリピン人オンライン英会話講師、低価格&人柄が良いという事で需要が高いようです。こうした人達を活用するのでしょうかね。
共テ記述中止の話は1年前には決まっていました。
もうテスト本番2カ月前ですからね。
学校で練習を積んでいるだろうし。あとは受験生が頑張るだけです。
健闘を祈ります!
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